御呪
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「結婚」テーマのクソデカ感情短編6編を収録した鹿野月彦・四ツ倉絢一作のクソデカ感情アンソロジーです。 四ツ倉絢一分はすべて百合です。 諦観、百合、SF、片思い、悪役令嬢、復讐…… 「結婚したのか、俺以外のやつと……」な話が多めです。 感情が燃えて、燃えて、風を受けてまた燃える。 感情はデカければデカいほどいい。この炎を読んでくれ。 『御呪』は特別仕様! ご祝儀袋本です!
作品詳細
『御呪』 サイズ A5 ページ 132P 発行日 2024年12月1日 サークル クソデカ感情ハピエン党(鹿野月彦) 郁郁青青(四ツ倉絢一) 発行者 鹿野月彦 四ツ倉絢一 印刷所 プリントオン
各話のあらすじ
『葉桜』鹿野月彦 「私、今度結婚するの」 あんたはいいよね。これでいい。能天気に何も知らずに結婚の報告をする芽依にとって、私はあくまでも他人なのか。 感情の反復横跳びクソデカ感情百合がお楽しみいただけます。 試し読みはこちら→https://note.com/kanokeimegu/n/n03bd39c6bd39 『ムーンレット』四ツ倉絢一 「都ちゃんは、あれがよかったんだよ」 菊の花が好きな都ちゃん。都ちゃんのことを知るのは喜び。だから喜んだはずだ、都ちゃんの好きな人が自分の兄だと知ったときも。 この秘密を墓まで持って行く系クソデカ感情百合がお楽しみいただけます。 『鋼の心臓に花は咲くか』鹿野月彦 「ワタクシの名はレグルス。我が伴侶から貰い受けた、大切な名前です」 わずかな希望を抱いて踏み入った廃墟には、ずいぶんと旧式の錆びついたヒト型消耗品モデル。急に起動した鉄塊は、お世辞にも似合うとは言えない少女のようなかわいらしい声で話し出す。 SF! 人間には理解できない機械式クソデカ感情! 機械にノロケ話を聞かされたい方、オススメです。 試し読みはこちら→https://note.com/kanokeimegu/n/nfecf7a3c582a 『ハチクのブーケ』鹿野月彦 「実体験があれば書けるって言うんならさ。実際にしてみたらいいんじゃないの」 図書館の主、竹田涼子に請われて書いた恋愛小説は、リアリティがないとバッサリ切られてしまう。実際に恋愛を体験する。その言葉の真意を掴みきれない。こんなにも人を振り回しておいて、己の心には踏み込ませない。本当に身勝手な女。 昔を引きずったクソデカ感情男を堪能できます。 『囲われルートはやめてください!』四ツ倉絢一 「ええ、おまじないですよ、簡単な」 転生した先は最推し悪役令嬢! 私は推しの名誉のため、潔く自害します! あれ待って、なんで私の知ってる展開にならないんだ……? 婚約破棄も断罪も島流しもないのに大事件しか起きてないギャグ枠クソデカ感情百合悪役令嬢がお楽しみいただけます。 試し読みはこちら→https://note.com/2o11_bungei/n/naf9321289a36 『薊色ヴァージンロード』鹿野月彦 「いい。やるからには徹底的にやる。その方が絶対にいい」 今日、妹の紬が結婚する。父に似た私ではなく、母によく似た紬だけを可愛がった父はきっと、誰よりもこの日を望んでいただろう。でも、死んだ。ざまぁ見ろ、ざまぁ見ろ、ざまぁ見ろ! 復讐の炎に燃え、燃え、そのクソデカ感情をずっと炎の供物にする女。復讐劇、ごらんあれ。